きばらしブログ

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東野圭吾が苦手

『夢幻花』東野圭吾

夢幻花 (PHP文芸文庫)

夢幻花 (PHP文芸文庫)

東野圭吾が苦手である。
文体に癖が無さすぎて、頭に入ってこない…。
特に、会話文がきつい。
作文みたい。

でも、それが東野圭吾の良さだと思う。

あっさりしていて、淡白。
だからみんな読みやすい。
そして、話がきちんと整理されていて、起承転結がはっきりしている。
だからこそ、ドラマや映画の原作によくなるんだと思うし。

この『夢幻花』も凄く読みやすいミステリーだと思う。
バラバラの話が、最後に全て一本になるスッキリ感がちゃんとある。
物語として、優等生だと思うし、『夢幻花』に出てくる人もみんな優等生気質。(だから共感できない!)


ところで、
この『夢幻花』に出てくる黄色いアサガオを検索した。

これは…
カボチャの花では…
と、思ったので、カボチャの花も検索したけど、そんなに似てなかった。
人間の記憶なんて曖昧なものだな。(私の記憶が雑なだけ!)